CLA(共役リノール酸)は脂肪を分解するのに効果的なサプリです。
CLAを摂ることで脂肪をより分解しやすくなり、普段より効率的に減量することできます。
今回はCLAがなぜ脂肪を分解するのか、その効果と効果を出すための飲み方を紹介していきます。
CLAが気になっている人や、減量中に飲むサプリを探している人は是非読んでください!
✅目次
CLAとは何か?

CLAは不飽和脂肪酸の一種で、牛乳、バター、チーズなどの乳製品や牛肉に含まれています。つまりは脂です!
このCLAは「共役リノール酸」とも呼ばれたりします。
しかし、CLAは含有量が多いとされる牛乳でも脂肪1gあたり5.5mg程度と非常に少ない量しかありません。
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ここまでのまとめ
CLAは脂の一種!しかし食品からはほとんど摂れない栄養素!
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CLAの効果

ではここからはCLAの効果を説明していきます。
CLAの効果① 体脂肪の合成を抑制
CLAには食べすぎた際、特に糖質の過剰摂取による体脂肪の合成を抑制する効果があります。
体脂肪の合成には「リポたんぱくリパーゼ(LPL)」という酵素が大きく関わってきます。
LPLは糖質を摂ることでインスリンが分泌され活性化します。
糖質を過剰摂取するとそれだけLPLが活性化し、より体脂肪がつきやすくなるのですが、CLAはこのLPLを抑制するので体脂肪の合成がされにくくなります。
CLAの効果② 体脂肪の分解の促進
CLAは脂肪を分解して血中に流し、より脂肪を燃焼しやすくなる効果もあります。
体脂肪の分解にはLPLとは反対に、「ホルモン感受性リパーゼ(HSL)」という酵素が働きます。HSLは空腹時や運動時などに脂肪からエネルギーを作りたいとき、アドレナリンによってその作用が促進されます。
HSLは脂肪組織に貯蔵されている脂肪(トリアシルグリセロール)を分解します。分解すると、脂肪酸という形で血液中に放出されエネルギー源として細胞内のミトコンドリアで利用されます。
CLAはこのHSLの働きを促進し体脂肪の分解を活発化させます。
CLAの効果③ 筋肉の合成促進
CLAには脂肪を落とす以外にも筋肉の合成にも効果的です。
CLAには脂肪細胞に分布している「PPAR-γ」という脂肪細胞分化などに関与する転写因子を活性化し、インスリンの感受性を高めます。
インスリンの感受性が高いと筋肉の合成もより行われやすくなるのでCLAは筋肉の合成にも役立つと言われています。
また、体脂肪の付き過ぎはインスリンの感受性を下げる要因の一つでもあるので増量中でも無駄な体脂肪をつけずインスリンの感受性を高い状態に保ち、筋肉の合成を最大限に高めるためにはCLAを摂取するのが良いでしょう。
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ここまでのまとめ
CLAは脂肪の合成を抑制し、分解を促す!インスリンの感受性も同時に高めるので筋肉の合成にも効果的!
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CLAの飲み方と飲むタイミング

CLAは食事からの摂取ではほとんど摂ることができないので、サプリからの摂取がおすすめ。
その際、効果を得るためのCLAの摂取量の1日あたり、2,000〜3,000mg飲むと良いでしょう!
また飲むタイミングですが、食後が一番吸収が良いです。
トレーニングをする日であればトレーニング中の脂肪分解の効果も高めたいため、トレーニング前の食事の後に摂取するのがおすすめです。
ちなみにCLAは一度に飲むよりも複数回に分けて飲みます。
大体のCLAのサプリが1粒で500〜1000mg含まれているので、一回で1000mg飲むのが一般的です。
分解された脂肪酸をミトコンドリアまで運ぶには、カルニチンが必要なので、
CLAとあわせてカルニチンを摂取することでより効果的に体脂肪を減らすことができます。
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筋トレ前のカルニチンで脂肪燃焼!カルニチンの効果と摂取量
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ここまでのまとめ
CLAは1000mgを食後に摂取、1日あたり2000〜3000mgを摂るのがおすすめ
カルニチンと一緒に飲むと脂肪燃焼効率がアップ!
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まとめ
CLAの効果や飲み方はわかりましたか?
CLAを飲むことで脂肪を効率的に分解できますし、食べすぎた時の脂肪の抑制にも効果があります。
より脂肪燃焼の効果をあげたい場合はカルニチンと一緒に飲むとさらに効率的になるので一緒に飲むのがおすすめです。
減量中はもちろん、増量中であっても脂肪はつきすぎるのは筋肉の合成にも影響が出るので増量中もでCLAは飲めるサプリです。
CLAはコスパの良いマイプロテインのCLAか品質の高いゴールドジムのCLAがおすすめです。
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それではまた!