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筋分解を引き起こすミオスタチンとは?効果と筋トレへの影響



筋トレを行なっていても目に見えてはっきり筋肉がつくのは数ヶ月〜1年単位でかかりますよね。

もっと簡単に筋肉がつけば・・・と思っている人も多いと思います。

なぜ筋肉がこんなにつきづらいかというと「ミオスタチン」という筋肉の合成を抑制する物質が体内で分泌されているからです。

今回はミオスタチンについて、なぜわざわざ筋合成を抑制する物質を分泌しているか、また、ミオスタチンの分泌を抑制する方法をお伝えします。

ミオスタチンについて理解し筋肉の合成がよりできる環境を体内で作り出し大きな体を目指しましょう。


ミオスタチンとは


ミオスタチンは筋繊維から分泌されるタンパク質です。

ミオスタチンには骨格筋や細胞増殖を抑制する働きがあります。


なぜミオスタチンを分泌するのか


ミオスタチンの役割によりあまりにも筋肉が発達して異常な体格になるのを防いだり、がん細胞の増殖を防いでいます。

筋細胞がミオスタチンの影響を受けずどんどん発達してしまうと、そのライフスタイルによっては体型がどんどん変化してしまう恐れがあります。

また、1つでもがん細胞が筋肉に発生した場合、ミオスタチンがなければ瞬く間にそのがん細胞がどんどんと分裂し、拡大してしまいます。

こういったことを防ぐためにミオスタチンは働いているのです。


ミオスタチンを抑制する方法


人間にとって重要な役割をしているミオスタチンですが、筋トレをして、筋肉をもっとつけたい人にとっては抑制したいのも事実です。

ここからは少しでもミオスタチンの分泌を抑制する方法をお伝えします。


ウエイトトレーニング


強度の高いウエイトトレーニングを行うことで、体は筋肉を発達させようとミオスタチンの分泌を抑制します。

ミオスタチンの分泌が減ることで、それまで働きを抑えられていた筋肉の元になる「筋サテライト細胞」の増殖スイッチがオンになり、筋合成が行われていきます。

下記の2004年に報告された論文では、10週間の高強度なウエイトトレーニングで血中のミオスタチンレベルが20%ほど低下したことを発見したとされています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15126711

この実験では健康な男性に週に2回のウエイトトレーニングを10週間を行い、トレーニングプログラムの前後でトライセップエクステンションの最大挙上重量、1RMの80%の重量での最大挙上回数、血漿ミオスタチンレベル、IGF-1(インスリン様成長因子)レベルを調査しました。

健康な男性は全身の大きな筋群をトレーニングするグループと、トライセップエクステンションのみをトレーニングするグループの2つに分けられましたが、トレーニング後の身体検査ではそれぞれに有意な変化は見られませんでした。

トレーニング前後で起こった変化は以下のようです。

トライセップエクステンションの最大挙上重量の向上
血漿ミオスタチンレベルの低下
IGF-1は変化なし


つまり、ここから分かることはトレーニングの部位に関係せず、強度の高いウエイトトレーニングであればミオスタチンレベルを低下させることが可能だということです。


体内をアルカリ性に保つ、アルカリ性食品を食べる


人間の体は本来弱アルカリ性ですが、肉や砂糖の過剰摂取により酸性に傾く場合があります。

ミオスタチンは体が酸性の状態になるとより活発化されると言われています。

他にもコーヒーやワインなども酸性に傾く場合があるのでそういった食材は避けて、野菜やメロン、ナッツなどのアルカリ性の食材を食べて体内を酸性に傾けないようにする良いでしょう。

また、特に、筋トレをしている方は、エネルギー消費、乳酸などの問題により酸性になりやすい傾向があるため積極的にアルカリ性の食材を食べたいところです。


有精卵を摂取する


天然物でミオスタチンを抑制することができる唯一の食品です。

ミオスタチンが筋合成を抑制することは分かっていましたが、そのミオスタチンを抑制する天然成分はずっと見つかっていませんでした。

2006年に有精卵がミオスタチン抑制に有効であることが発見され、その後サプリメント開発などが進められています。

無精卵よりも価格は高くなりますが、金銭面に余裕があれば平飼いの有精卵を買ってみるというのはいかがでしょうか。


クレアチンの摂取

【国内正規品】オプティマムニュートリション クレアチンパウダー 600g (ノンフレーバー)



下記の論文では2010年にはクレアチンがミオスタチンの分泌を抑制することが新たに発見されました。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20026378

グループ1:トレーニング+プラシーボ(偽薬)
グループ2:トレーニング+クレアチン


これら2つのグループが8週間ウエイトトレーニングを行なったところ、どちらのグループでも血漿ミオスタチンの減少が確認されました。

しかし、クレアチン摂取グループとプラシーボグループを比較したところ、クレアチン摂取グループのほうがミオスタチンの減少が大きかったとのことです。

クレアチンは筋トレをする人にとってもおすすめの成分なので、摂取しておいて損はないでしょう。

https://workout-channel.com/creatine/255/


最後に


薬物などを使いミオスタチンを抑制することは可能ですが、その場合ミオスタチン本来の機能を失うことになってしまいます。

あくまでも、自然な範囲(トレーニングや食事)などでミオスタチンの抑制に努め健康を損なわないように気をつけましょう。

  • この記事を書いた人
マサフィット

マサフィット

パーソナルトレーナー/Physique Competitor/副業ブロガー ■パーソナルトレーナーをしていますマサヤです ■4ヶ月で20キロの減量をし、JBBFメンズフィジークに出場、その後NSCA-CPTを取得し、パーソナルトレーナーに転職 ■自身の筋トレはもちろん、お客様がかっこいい・美しい身体になれるよう日々指導させていただいています^^ ■筋トレで人生が楽しくなるためのサイトを運営中

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