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寝不足で筋トレしてもいいの!?寝不足でも筋肉は成長する!?


仕事で忙しかったり、スマホを見すぎてついつい寝不足になる人も多いのではないでしょうか。
しかし筋トレをしている人はサボってはいけないと寝不足でも筋トレを行くこともあると思います。

寝不足でも筋トレをしてもいいの?寝不足で筋肉に影響があるのか?
そんな疑問もあると思いますので今回は寝不足で筋トレをするとどうなるのかと筋肉に与える影響をお伝えしていきます。

寝不足で筋トレをするとどうなるのか?


寝不足のまま筋トレをするとどうなるのでしょうか。
結論から言うと寝不足で筋トレはやめましょう!
重たいウエイトを使った筋トレを寝不足の状態でやると怪我の恐れがあります。
特にふらつきやめまいなどがするくらいの寝不足の状態は危険です。

なぜダメなのか、寝不足が身体に与える影響を説明します。

寝不足が身体に与える影響


睡眠が不足すると様々な身体への影響が出てきます。
筋トレ最中もそうじゃない時も含めて4つの影響を解説していきます。

□集中力・判断力の低下


寝不足は脳が休まらず、集中力や判断力の低下を招きます。
この状態で筋トレをすると本当に危険ですので寝不足で筋トレはやめましょう!
特に重たい重量を扱う人は一つのミスが大事故に繋がりかねません。

また、集中力が欠けるため筋トレのクオリティも下がってしまいます。
せっかく筋トレしに来たのに適当なトレーニングになっては勿体無いです。
眠かったり集中力がない時は思い切って休んでしまうのもありですよ!

□免疫力の低下


体外から入ってきたバクテリアやウイルスに対して免疫システムが身体を守ろうと防衛機能が働きます。しかし、寝不足の状態では免疫システムが弱まり、ウイルスや感染症から身体を守りきれなくなり病気にかかりやすくなります

筋トレをするとさらにウイルスに対しての抵抗力が失われるので、風邪など病気にかかりやすくなってしまいます。

□食欲と体重の増加

「食欲は我慢するものではなく、満たすものだ。」[モデル:横山ともや]


寝不足は血中の食欲を抑えるレプチンと言うホルモンが少なくなり、食欲が増加していきます
また寝不足の状態では新陳代謝の為のエネルギー変換プロセスの活動を妨げるため、新陳代謝が鈍くなります。

寝不足は体重増加や肥満のリスクが高まるため、減量中の人であれば睡眠時間が足りないと感じたら筋トレより睡眠を優先した方が痩せやすくなるでしょう!

□ストレスの増加、気分の変動

Woman Sitting in Front of Macbook


睡眠を取ることで身体と精神はリラックスし、ストレスが軽減され、一日中冷静でしっかりとした判断ができます。
しかし、寝不足ではストレスが溜まりやすくなり、ひどいと鬱状態になる原因となります。

イライラするとストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されます
コルチゾールが分泌されると筋肉が分解されやすくなるため、ストレスをためないように寝不足には気をつけるようにしましょう。

寝不足は筋肉の敵!睡眠はしっかりとろう!


寝不足で筋トレをするのはあまり良くないことがわかりましたか?
筋トレの質も下がりますし、怪我の危険性、風邪などにかかりやすくなるなどデメリットも多いです。

筋トレに人生全てを捧げているのであれば少々の寝不足でも構わず筋トレをしてもいいでしょうが、ほとんどの人がそうではありませんよね。
仕事や学校に影響が出てしまうのはよくないですので、無理せずしっかり寝ましょう!
1日休んだくらいで筋肉は落ちないので「筋トレを休んでしまった!!」と過剰に心配しなくても大丈夫です^^

そしてしっかり寝た方が、寝不足で筋トレをするよりも筋肉には良い影響を与えてくれます
次では睡眠が与える良い影響をお伝えしていきます。

睡眠が筋肉や身体に与える7つの影響

① 筋肥大


眠りに入ってから30分から一時間後にノンレム睡眠の中でも特に深い眠りが訪れます。これを「徐波睡眠」と呼ぶのですが、徐波睡眠時に成長ホルモンが最も多 く分泌されます

成長ホルモンが分泌されると筋トレで傷付いた筋肉を回復させ筋肥大を促します筋肉を大きくしたい人は成長ホルモンを出してくれる徐波睡眠が重要です。

合わせて読みたい
【筋トレと睡眠の関係】筋肉を大きくするためには睡眠が超重要!

② 脂肪燃焼


睡眠時間を7〜8時間取っている人は寝不足の人に比べ体脂肪の減りが大きくなったという研究があります
また、寝不足は筋肉も減ってしまうので代謝が落ちますます痩せづらい身体になります。

つまり、睡眠は脂肪燃焼を助ける効果が期待できるということになります。

③ 疲労の回復


疲労回復には睡眠が一番効果的です。睡眠によって身体は完全な休養状態に入ります。これは誰もが経験のあることなのではないでしょうか。
睡眠時は、脈拍や呼吸はゆるやかになり、筋肉は緊張から解放されるからです。

④ 過食を防ぐ


寝不足になると食欲を増進させる「グレリン」というホルモンの量が多くなり、太りやすくなります

逆に睡眠をしっかり取ることで「レプチン」というホルモンの分泌量が増えますレプチンには満腹中枢を刺激して、食欲を抑える作用があるためダイエット中の過食を防いでくれます

⑤ 集中力の維持


寝不足状態になると脳を正常に機能できなくなり、注意散漫になり集中力も落ちてしまいます。仕事やハードなトレーニングを集中して行うためには質の高い睡眠が必要不可欠です。

⑥ ストレスの解消


睡眠には肉体以外にも精神疲労を回復する効果があります。

起きている間、脳は常にフル活動をしているため睡眠は脳の唯一の休息時間です。この時に日中のストレスを回復して、脳がまた元気に機能できるようにするのも睡眠の役割です。

⑦ 自律神経を整える


自律神経は「交感神経」「副交感神経」の2つに分かれるのですがこのバランスが崩れると自律神経が乱れ様々な精神疾患をもたらします

睡眠が不足すると交感神経が常に活発な状態になってしまい自律神経が乱れてしまう原因となるので、自律神経を整えるために質の高い睡眠をとり、副交感神経をしっかり働かせましょう。

寝不足での筋トレ<<<睡眠!睡眠を優先しよう!


寝不足での筋トレはやめましょう!
しっかり睡眠を取ることで筋肉も成長しやすくなります。

僕も寝不足の時は思い切って筋トレを休んで睡眠を優先します
1日や2日休んだくらいで簡単に筋肉は落ちませんし、むしろそっちの方が効果が出るからです

しかしそうはならないようにあらかじめ寝不足にならないように普段から気をつけるようにしています
また、忙しくて睡眠時間が取れなくても睡眠の質を高めれば身体は休まりますので睡眠の質も高めることも大事です。

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今回は以上です。それではまた!

  • この記事を書いた人
マサフィット

マサフィット

パーソナルトレーナー/Physique Competitor/副業ブロガー ■パーソナルトレーナーをしていますマサヤです ■4ヶ月で20キロの減量をし、JBBFメンズフィジークに出場、その後NSCA-CPTを取得し、パーソナルトレーナーに転職 ■自身の筋トレはもちろん、お客様がかっこいい・美しい身体になれるよう日々指導させていただいています^^ ■筋トレで人生が楽しくなるためのサイトを運営中

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